1.知的生産活動のマネジメント
学際・融合研究をはじめとする知的生産活動に資するマネジメント・フレームワーク、及び経営管理ツールを開発する
2. 学際・融合のマネジメント
学際・融合研究プロジェクトの起案・開始プロセスの詳細な観察と理解に基づき、その効率化と価値最大化に求められる、
組織的マネジメント上の要点を明らかにする
3. 産学連携のマネジメント
日本のアカデミア及び産業界の特性とニーズに適合した、産学連携モデルを改善或いは開発し、
共同研究機関・企業・非営利法人や研究開発プロジェクトを核としてこれを実践する
4. 統合的イノベーション・マネジメント
サイエンス・リンケージ分析、クラスター産業論及び事業モデリングに立脚した、イノベーションマネジメント科学の標準アプローチを、
先端科学技術分野において開発・提案する
5. 知的プロフェッショナル育成プログラムの開発・体系化
上述の一連の活動を通じて、次世代のイノベーションを担う人材に対して、インテグリティー、技術・スキル、
アントレプレナーシップ及びリーダーシップの涵養を図るための教育プラットフォームを、開発・実践・提案する
過去の実績については、こちらをご参照ください。
研究代表
文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(B)(一般)
「異分野融合・学際連携の技術経営学:組織ダイナミクスの可視化の実証研究」(2014-16年度)
文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(B)(海外学術調査)
「バイオテック企業の経営状況及び経営環境の網羅的調査と地域・分野間比較」(2014-17年度)
国土交通省 建設技術開発助成事業(政策課題解決型)
「無人化施工における生体情報を活用した生産性向上のための分析評価システム」(2019-20年度)
文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(B)(一般)
「制度・規制とイノベーションの共進と企業行動」(2021-24年度)
研究分担
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構/(独)日本医療研究開発機構
「再生医療の産業化に向けた細胞製造・加工システムの開発」(2014-18年度)
(独)科学技術振興機構 革新的イノベーション創出プログラム(COI STERAM)
「スマートライフケア社会への変革を先導するものづくりオープンイノベーション拠点(COINS)」分担研究者(2015-20年度)
文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(B)
「健康・機能性食品の各国状況比較と対応国内関連企業の海外展開戦略に関する調査研究」(2015-18年度)
文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(B)
「大学発ベンチャーにおけるローカルイニシアティブに関する研究」(2020-23年度)
文部科学省 科学研究費 挑戦的研究(萌芽)
「抗がん剤治療における産業・医療・保険に関するパレート効率性に関する実証研究」(2020-21年度)
文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(C)
「抗炎症に基づくフレイル予防の食教育・改善プログラムの開発と地域実装」(2022-24年度)
(独)科学技術振興機構 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
「レジリエント健康長寿社会の実現を先導するグローバルエコシステム形成拠点(CHANGE)」分担研究者(2022-31年度)
(独)科学技術振興機構 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
「誰もが参加し繋がることでウェルビーイングを実現する都市型ヘルスコモンズ共創拠点」分担研究者(2021-30年度)
国土交通省 建設技術研究開発費補助金(政策課題解決型)
「ICTによる潜水士の労働負荷の実態把握と労務最適化による生産性向上に関する実証研究」分担研究者(2023-24年度)
過去の実績については、こちらをご参照ください。
イノベーション専攻/イノベーション科学コース(博士後期)
Research on innovation process of mobile health product(2019年度, 小野寺玲子)
Data instrumentation for management of science based on collaboration and knowledge-structural features(2021年度, 宮下修人)
Effectiveness of Regulatory Frameworks in Facilitating Industry Convergence and Innovation:
A Case Study of the Functional Food Industry(2023年度, 佐藤圭吾)
Management of researcher motivation, personality traits and personnel mobility to advancing interdisciplinary research(2023年度, 加藤尚吾)
技術経営専攻/技術経営専門職学位課程
再生・細胞医療における事業化の成立要件の考察(2016年度, 西垣竜一)
バイオ医薬品製造関連産業の製品戦略に関する考察(2017年度, 濱本亮)
学際・融合研究開発におけるプロジェクト構造の特定と考察(2017年度, 宮下修人)
バイオ医薬品分野における創薬プラットフォーム技術と戦略的知財管理(2017年度, 伊波興一朗)
東南アジアの健康食品市場における日本企業の強みの特定(2017年度, 鵜澤佳充)
学際研究を促進する要因の特定:COIプログラム拠点の事例研究(2017年度, 加藤尚吾)
大学発ベンチャーの支援人材と様式の実証と考察(2017年度, 中島陽司)
サプリメントの品質管理基準の導入要因に関する研究(2017年度, 佐藤圭吾)
機能性表示食品制度施行と健康食品市場及び関連企業の動向の考察(2017年度, 辻敦司)
埋め込み型医療機器の市場占有率への影響要因の探索と評価:人工関節の事例研究(2017年度, 寺村聡)[プロジェクトレポート発表優秀賞]
Entry into new therapeutic areas in pharmaceutical business: The effect of alliance on clinical trials
(製薬業における新疾患領域への参入:臨床試験に対する提携の影響)(2018年度, 岡田欣也)
製薬企業の疾患領域戦略とグローバル・スペシャリティー・ファーマ化の方策(2018年度, 小山智也)[プロジェクトレポート発表優秀賞]
ゲノム医療の普及に資する標準化・規制構築に関する考察(2018年度, 西村勇人)
医用画像診断支援システムの研究動向と実用に向けた条件整備に関する考察(2019年度, 市川裕久)
製薬企業における新薬導入と組織の吸収能力に関する考察(2019年度, 伊藤岳)
製薬企業におけるオープンイノベーションと創薬 ‐抗体医薬品研究開発事例からの考察‐(2019年度, 川田弥生)
ヒトマイクロバイオーム関連技術の標準化と産業化の考察(2019年度, 地引貴晴)
組織内コミュニケーションにおけるSNS活用の可能性(2019年度, 田中友幸)
ナノ粒子DDS技術の薬粧応用を通じた社会実装に関する研究(2019年度, 赤井諭)
新しい医薬品モダリティーとしての核酸医薬の発展の要件(2019年度, 石原和之)
「川崎モデル」知財ビジネスマッチングを題材とした大企業と中小企業の連携に関する研究(2019年度, 岩永直樹)
ベンチャー企業と既存企業の共同開発における連携様式の分析(2020年度, 小野茜)
デジタルヘルス開発におけるアライアンスの意義と効用(2020年度, 菊池哲)[プロジェクトレポート発表最優秀賞]
企業関係に基づく株価変動の予測性:通常時とコロナ・ショック時の比較(2020年度, 坂本将磨)
日本の創薬ベンチャーと医薬品開発業務受託機関との戦略的提携についての検討(2020年度, 宮澤友明)
新規医薬品モダリティとしての ウイルスベクター遺伝子治療の研究開発戦略(2021年度, 西田優)[プロジェクトレポート発表最優秀賞]
近距離無線通信技術FeliCaを事例とした無線通信デバイスの競争戦略に関する考察(2021年度, 深田浩之)
製薬企業における領域戦略と国際戦略との関係性と方策(2021年度, 中島彰仁)
研究開発型スタートアップへの経営人材の流動化プロセスと要因(2021年度, 中村聡)
医薬品開発における患者中心の意義と価値共創:患者団体の役割と日本での展開(2021年度, LEE Yesup)
Bayesian Nonparametric Estimation for Local Volatility Models using High Frequency Data in Financial Markets
(局所ボラティリティ系モデルのための金融市場の高頻度データを用いたベイジアン・ノンパラメトリック推定)(2021年度, MA Yuming)
医師人材のアントレプレナーシップ特性と効用(2022年度, 杉野智啓)
プラットフォーム型バイオテック企業の知的財産戦略(2022年度, 江藤ゆうの)
新規医薬品モダリティの発展プロセス -抗体医薬品・抗体薬物複合体の開発事例-(2022年度, 吉浦弘)
Innovation Process and Industrial System of Software as Medical Device (SaMD)
(プログラム医療機器(SaMD)のイノベーション・プロセスと産業システム)(2022年度, 兪佳侃)
The Utility of Policy Tools in Innovative Drug Development: A Case Study of Cancer Immunotherapy in China.
(革新的医薬品開発における政策ツールの効用:中国における免疫治療薬の事例研究)(2022年度, Guo Haochen)
核酸医薬の社会実装プロセスにおける組織の知識・連携構造の意義と効用(2023年度, 小上将和)
リビングラボを活用した行動変容プロセスの実証研究:子育て世代の食生活改善事例(2023年度, 井上洋人)
バイオ医療品における医薬品受託製造開発機関(CDMO)の発展プロセスの研究(2023年度, 市丸泰介)
健康寿命の延伸に向けた産学公連携の意義と効用:フレイル予防における産業セクターの役割(2023年度, 大内友貴)
テレビアニメーション制作委員会方式の分析・評価と考察(2023年度, 苅部洋平)
材料系スタートアップにおける知財戦略の研究(2023年度, 三宅晃史)
セルロースナノファイバーの計量書誌学的検討と工業的利用(2024年度, 足立零生)